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日本肉腫学会オープン年次学術集会(11/25)開催のお知らせ

日本肉腫学会オープン年次学術集会開催のお知らせ 日時:2023年11月25日(土)9:20-17:45 開催:オンライン 申込:添付QRコードから(締切:11月21日) 学術集会会長 滝田順子(京都大学教授) ● 小児肉腫研究の新地平線 ● 染色体ゲノム医療の夜明け 6a634ea0ce298584e88a80e0e777d9ef

2月は希少がん啓発月間Rare Cancers Awareness Month

この度「希少がん啓発月間 RARECANCERS awareness month 2021 〜希少は多い!?知ろう希少がんのこと〜」と題し、2021年2月に日本初、希少がん啓発月間をコロナ禍の中オンラインにて開催されます。

この啓発月間は、患者が少ないために、診療・受療上の課題が他のがん種に比べて多い希少がんの状況ついて、国民全体が理解し、国民自身の課題として、状況改善のムーブメントを起こしていっていただくことを目指して行います。

期間中、ゲノム医療・遺伝子パネル検査、診断・治療、生活・仕事のこと等々広くあなたの声をお聞かせください。啓発月間最終日に集まったについてディスカッションを行います。

https://rarecancersjapan.org/rcam2021/

日本肉腫学会特別年次総会のお知らせ11/21

日本肉腫学会2020オンライン・ライブ特別年次総会
2020年11月21日(土)10:00〜17:00
のご案内が日本肉腫学会のホームページにupされています。


年会費をお振込みいただいた方も、特別年次総会に参加申し込みが必要です。

パゾパニブが小児および成人の軟部肉腫に有望

[米国国立がん研究所(NCI)ブログ〜がん研究の動向〜 2020年10月6日]


進行した軟部肉腫の患者の大半に行なう標準治療には、腫瘍切除手術の前に行なう放射線治療と、場合によっては化学療法がある。その目的は手術前に腫瘍を可能な限り多く死滅させることであり、これにより外科医は腫瘍の全部または大部分を安全に切除することができ、原発腫瘍から抜け出た可能性のあるがん細胞を殺すこともできる。

今回、ある臨床試験の初期結果から、進行した軟部肉腫の小児および成人に対して、化学療法と放射線治療に分子標的薬パゾパニブ(ヴォトリエント)を追加することが安全であり、手術前に腫瘍の大部分が死滅する可能性を高めることがわかった。

(詳細を読む↓)

https://www.cancerit.jp/67105.html

キイトルーダが肉腫治療にも

キイトルーダが肉腫治療にも使用されることになりました。MSI Highがポイントです。

以下、4月17日の共同通信の記事から。

免疫の働きを利用するがん治療薬「キイトルーダ」が、希少がんの一種で筋肉や脂肪組織にできる肉腫の治療に使われたことが17日までに国際医療福祉大三田病院(東京)への取材で分かった。


キイトルーダは皮膚がんや肺がんなどの薬として承認されていたが、昨年12月、がんのゲノム(全遺伝情報)に遺伝子の複製ミスを修復する機能が低下する異常が見つかれば、臓器の種類によらず使えるようになった。この適応拡大に沿った肉腫患者への投与は国内で初めてという。

患者の少ない希少がんの薬は開発が進みにくい。三田病院の高橋克仁・肉腫センター長は「治療法がなく薬が届きにくい希少がん患者にとって福音になった。肉腫に限らず、こうした使い方が今後、広がるだろう」と話す。

治療を受けたのは宮崎県の女性(63)。今月13日に投与された。2009年に肝臓で肉腫が見つかり、肺や骨に転移。抗がん剤治療がうまくいかず、7回手術を受けた。ゲノムを調べたところ、キイトルーダが使えるタイプだった。

キイトルーダは「オプジーボ」と同様に免疫のブレーキを外してがんを攻撃させる薬。遺伝子の修復機能が低下しているがんは免疫に認識されやすいため、効果が高いとされる。〔共同〕