トピックス

軟部肉腫アンケートのお願い

2016年3月から希少がん対策ワーキンググループ・四肢軟部肉腫分科会の検討会が始まりました。分科会では、「必要な集約化」と「ネットワーク構築」にむけた方策について、a).四肢軟部肉腫を専門とする施設についての情報収集と公開(公開する専門施設の選定方法、公開すべき項目)、b).四肢軟部肉腫の診療体制(ネットワークの構築方法(患者の流れ、診療報酬))の課題が検討されています。

分科会をより充実したものにするために、肉腫患者およびその家族・友人の立場として、アンケートにお答えいただき、ご意見をお寄せいただきたくよろしくお願いいたします。締め切り日は、2016年7月25日(月)とさせていただきます。

なお、このアンケート結果は、統計上使用するもので、他の目的には一切利用いたしません。

アンケートは、下記リンクからお願いいたします。

http://goo.gl/forms/qCbE3HsaSW4dMJga2

ハラヴェンの「皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑」など周知

厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課は3月15日、医薬品・医療機器等安全性情報・第331号をまとめた。エリブリンメシル酸塩(エーザイ「ハラヴェン」)の「重大な副作用」の項に、「皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑」を追記したことを周知した。

 同剤は直近約3年9ヶ月の間に、因果関係が否定できない副作用報告が、皮膚粘膜眼症候群で2例(死亡例なし)あった。推定使用患者数は約8000人。60代女性の症例では、1回目投与後、ざ瘡様皮疹が現れ、投与中止7日後に体幹部、両脇窩の発疹があり、「皮膚粘膜眼症候群に矛盾ない所見」とされた。中止12日後には同症状は軽快した。多形紅斑の副作用報告は0例だが、海外報告などに基づき同症状を追記した。

 エソメプラゾールマグネシウム水和物(アストラゼネガ「ネキシウム」)の「横紋筋融解症」もあらためて周知。同剤と同症状の因果関係が否定できない症例が6例(死亡例なし)あったことを受け、使用上の注意が改定された。

 このほかエンテカビル水和物(ブリストル・マイヤーズ「バラクルード」)の「肝機能障害」、メチルフェニデート塩酸塩(ノバルティス ファーマ「リタリン」、ヤンセンファーマ「コンサータ」)の「肝不全、肝機能障害」も使用上の注意の改訂内容を再度周知した。

エリブリン(ハラヴェン)が悪性軟部腫瘍に対して保険適用に

エーザイ株式会社は、2016年2月29日、抗がん剤「ハラヴェン®」 (一般名 エリブリンメシル酸塩)について、日本において新たに「悪性軟部腫瘍」の効能・効果の承認を取得しました。「ハラヴェン」は、進行または再発の悪性軟部腫瘍(脂肪肉腫または平滑筋肉腫)を対象とした臨床第Ⅲ相試験において、全生存期間の有意な延長を示した唯一の薬剤です。

https://www.eisai.co.jp/news/news201610.html

第3回通常総会開催

特定非営利活動法人キュアサルコーマの第3回通常総会を、下記のとおり開催いたします。
(内容は順番含め変更となる可能性があります。)



日時:平成28年3月6日(日) 13:00-16:00 (懇親会16:30~18:30予定)
場所:東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター 地下講堂
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内容(予定):
    第一部:セミナー「成人軟部肉腫治療の最前線~患者の体験談から学ぶ~」
      1.成人軟部肉腫治療の最前線(13:00~14:00)
      2.患者による成人軟部肉腫治療の体験談(14:00~15:30)
         化学療法(パゾパニブ・ヨンデリス・エリブリン)・重粒子治療・凍結療法の体験談
    第二部:総会(15:30~16:00)
      第1号議案 平成28年度 事業計画書 について
      第2号議案 平成28年度 活動予算書 について
      第3号議案 第2期役員の選任について
    ※質疑・休憩など適宜はさみます。
出欠:
    会員へは上記議案とともに出欠通知書兼書面表決書を2/13メール・2/28迄の返送を依頼予定
その他:
    オブザーバー(非会員で表決権なし)参加ご希望の方は、以下の連絡先まで氏名・住所をメール
    のうえ、お越しください。
    また、当日16:30から会場近隣にて懇親会を予定しております。会員その他の方で参加ご希望の
    方は、2/28までに、同じく以下の連絡先へメールください。
    (Sarcoma.net会員の方は、同net内にて懇親会参加受付いたします。)
連絡先:キュアサルコーマ事務局 メールアドレス support10@curesarcoma.jp